レメディは嗅ぐのもOK!

 

今日はちょっと変わったホメオパシーのレメディの摂り方についてお話しします。

 

通常レメディは口から摂りますが、「嗅いで」摂る方法もあるのをご存知ですか?

 

レメディを鼻から嗅ぐ

 

レメディを「鼻から嗅ぐ方法」をオルファクション、またはオルフィングと呼びます。

 

オルファクションはホメオパシーの初期から行われてきた方法で、レメディのエネルギーを鼻から素早く吸いこみます。

 

オルファクションは、特にレメディに過剰反応する人に理想的です。

 

睡眠中の病気の子どもや意識不明の人にも使うことができます。

 

オルファクションのやり方はとても簡単。

 

小さな瓶または容器にレメディを一粒か二粒入れて、そこに鼻を近づけ、息を吸い込むようにします。

 

液体状のレメディの場合も同様です。

 

極度に敏感な人の場合は、レメディ数を減らすか、指で片方の鼻孔を押さえて一つの鼻孔だけで軽く吸い込みます。

 

もしもケガや風邪によって鼻が詰まっていたら、口から吸うこともできます。

 

オルファクションは、非常に敏感な人も口から摂れない人も穏やかにレメディを摂れることができ、かつ経口摂取と同じように深い効果があるのがとても興味深いところです。

なぜ鼻から嗅いでもOKなのか

ホメオパシーはレメディによってエネルギーの情報を心身に伝達し、癒しの反応を引き起こします。

 

この点が従来の医薬品とは大きく異なります。

 

レメディに使われる丸剤や液体は、エネルギー情報の伝達手として働きますが、蒸気の吸入も同等の効果をもたらします。

 

その機能はまだ完全に解明されていませんが、最近の研究から手がかりを得ることはできます。

 

たとえば、人間の鼻は、以前考えられていたようににおい分子が受容体に結合するのではなく、振動パターンによってにおいを識別しています。

 

これがわかれば、オルファクションがなぜ効果があるのかが理解しやすくなるのではなるのではないでしょうか。

 

つまりレメディ内のコード化された振動パターンに身体を曝しているので効果があるということになるからです。

 

とはいうものの、レメディを使う人にとっては、なぜ作用するかよりも効果があるかどうかの方が重要かもしれません。

 

次にレメディを摂る時はオルファクションを試してみてはいかがでしょうか。

 

特に「レメディに反応しすぎる」方にオススメです。